2025/12/17
【Photoshop】かわいいぷっくり文字の作り方
化粧品やお菓子のバナーなどで、ぷっくりした文字を使った可愛いデザインを見たことはありませんか?
今回はPhotoshopのレイヤースタイルを使って、ぷるぷるした質感の文字を作る方法をご紹介します。

文字を用意する
まずは、ツールバーから横書き文字ツールを選択してぷっくりさせたい文字を入力します。
このとき、フォントは先端が丸く太いものを選ぶと、よりぷっくり感を出すことができます。

今回は「フォント:Rounded M+ 2p」の「太さ:black」にしました。
レイヤースタイルでぷっくり感をつける
それでは、レイヤースタイルを使って文字がぷるぷるした質感になるように加工していきます。
まずは、文字に色をつけていきます。
レイヤーパネルから先ほど入力した文字レイヤーを選択した状態で、「レイヤースタイル → グラデーションオーバーレイ」をクリックします。

「レイヤースタイル」パネルが表示されるので、「グラデーションオーバーレイ」を選択し、以下の内容を設定して「OK」をクリックします。

すると、文字にグラデーションをつけることができました。
今回はぶどうゼリーをイメージして紫色のグラーデションにしましたが、皆さんの作りたいイメージに合わせて色や角度は調整してみてください。

次に、立体感を出すためにベベルとエンボスを設定していきます。
先ほどと同じように文字レイヤーを選択した状態で、「レイヤースタイル → ベベルとエンボス」をクリックします。

「レイヤースタイル」パネルが表示されたら、「ベベルとエンボス」の設定画面で以下の内容を設定して「OK」をクリックします。

このとき「深さ・サイズ・ソフト」については、フォントの大きさによって見え方が変わってくるため、自分の合った設定を探してみてください。
また、「ハイライトのモード」では白などの明るめの色、「シャドウのモード」では先ほどつけたグラーデションの中から濃いめの色を選ぶと自然な立体感を表現できます。
以下のように光沢感が出て、先ほどよりも立体感を出すことができました。

同様の手順で「レイヤースタイル」パネルから、以下の内容を設定していきます。
■ベベルとエンボス – 輪郭

■光彩(内側)
ここでは、文字の内側に入る光のキラキラ感を設定することができます。

■光彩(外側)
ここでは、文字の外側のキラキラ感を設定することができます。

すると、よりぷっくりとした光沢感を作ることができました。
上記で設定した内容は、光の入り方や表現したいぷっくり具合によって値が変わってくると思うので、ぜひ皆さんお気に入りの設定を探してみてください。

最後に、より立体感を出すために影をつけていきます。
「レイヤースタイル」パネルを開いて、「ドロップシャドウ」を選択し、以下の内容を設定して「OK」をクリックします。
今回は文字の色に合わせて濃いめの暗い紫を設定しました。

すると、以下のように陰影が際立ち、より立体感のあるぷっくりとした文字にすることができました。

今回はぶどうゼリーのイメージで作ったので、文字の配置を変えてぶどうやゼリーのイラストを追加してみました。
これで完成です!

まとめ
今回はレイヤースタイルを使って、ぷるぷるした質感の文字を作る方法をご紹介しました。
可愛いデザインを作りたいときにおすすめなので、ぜひ皆さん試してみてください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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