2025/12/09
Photoshop派 vs XD派 vs Figma派 ── 制作現場で使われる3ツールのリアル比較
Web制作では、デザインツールが人によって分かれることってありませんか?
SNSでは「Photoshop」「XD」「Figma」この3つのツールが紹介される事が多いですよね。
私はコーダーとして、様々な形式のデザインデータを受け取りますが、ツールによって作業感や進めやすさが変わることもしばしば…。
今回はそんな3ツールを、あくまで“受け取る側視点”でサクッと比較してみました。

ツール比較表(ざっくりまとめ)
| 比較項目 | Photoshop | XD | Figma |
|---|---|---|---|
| 用途 | 画像加工・Web/紙デザイン | UI作成・ワイヤーフレーム | UI/UX・共同作業向き |
| 動作の軽さ | ▲(やや重い) | ◎(軽快) | ○(クラウド依存) |
| 共同編集 | △(基本単独) | △(共有可・同時編集弱め) | ◎(リアルタイム編集) |
| 画像書き出し | ◎(強い) | ○ | ○ |
| 初心者の入りやすさ | △ | ○ | ◎ |
それぞれの向いているタイプ
- Photoshop:細かな表現や画像処理を重視するデザイナー向け
- XD:サクッとUI制作したい人・プロトタイプを作りたい人
- Figma:チームで共同作業する機会が多い人・更新頻度が高い案件
私目線のリアルな印象(コーダー編)
正直に言うと、ツールによってコーディングの進めやすさに違いを感じます。
特に「画像書き出し」「余白の理解しやすさ」「命名ルールの整理」などは、
データ形式よりも作り手の丁寧さに左右される部分。
どのツールであっても、データが整理されていると作業スピードが大きく変わります。
ちなみに、個人的に深呼吸しがちなポイントがあります。
- グループ化されていないデザイン
- 余白の単位がページごとに少しずつ違う
- レイヤー名が「レイヤー1・コピー・コピー2」のまま
もちろん、どんなデータが来ても対応はしますが、整っているデータを見ると、コーダーは少し幸せになります。
余白設計も命名もレイヤー整理も、「伝えよう」「引き継ごう」という気持ちの表れ。
だからこそ、ツールよりも“人”が大事なんだと思っています。
デザイナーとコーダーが気持ちよく連携できる形は理想ですよね。
今日も世界中のマークアップエンジニアが、整ったレイヤー構造を待っています!
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