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gucchi

2014/03/17

ラッシュテストに便利なJMeterを使ってみた

投稿者: gucchi
カテゴリー: プログラム >テスト

今回はラッシュテスト(負荷テスト)に便利なJMeterの基本的な使い方をご説明したいと思います。

1)まずはJMeterを起動します。

2)スレッドグループを追加します。

この画面で同時にアクセスするHTTPリクエストの数を設定します。

3)サンプラーを追加します。

この画面ではどのURLに対してテストを行うかを指定することができます。

4)リスナーを追加します。

この画面ではテスト結果の一覧が表示されます。

それでは実際にテストしてみます。
今回は社内の開発サーバに対してテストを行います。
左側のメニューからHTTPリクエストを選択して【サーバ名またはIP】にアクセスするサーバを指定します。

次に左側のメニューからスレッドグループを選択して【スレッド数】と【Rump-up期間】を設定します。
スレッド数は10、Rump-up期間は2にしてみます。
これは2秒間に10アクセスするという意味になります。

では実行ボタンを押してみます。
結果は以下のような感じで表示されます。

しっかり2秒間に10アクセスされているのがわかりますね。
SampleTimeというのが応答速度です。
単位は1000分の1秒なので0.007秒で応答があったというのがわかります。
このテストでは社内LAN内の開発サーバにある静的なページを用いたのでかなり速いですね。

ということで、今回は本当に基本的な使い方のみを説明しましたが、もっと実際利用者が使うように多くの画面に対してランダムにアクセスさせたり、大量アクセスをシミュレーションすることもできます。
実際に使ってみていろいろ使い方を発見してみてください。

ではでは。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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