2025/09/26
【Photoshop】まるで小さな惑星!360度パノラマ写真風に加工してみよう!
環境や都会をモチーフにしたポスターなどで、360度カメラで撮影されたようなパノラマ写真風のデザインを見たことはありませんか?
今回はPhotoshopを使って、風景写真を360度パノラマ写真風に加工する方法をご紹介します。
画像を用意する
まずは風景写真を用意します。今回は環境っぽい雰囲気にしたいので、空や緑が多く入っている写真を選びました。
丸くしたときに両端がつながるように調整する
次に、左右の端をつなぎ合わせて丸くしたときに、境目が目立たないように調整していきます。
レイヤーパネルから画像を選択した状態で、ツールバーから「長方形選択ツール」をクリックします。
以下のように左端の領域を選択します。
選択されていることが確認できたら、その状態のまま「Ctrl + J」で選択範囲を複製します。
複製したレイヤーを選択した状態で、メニューバーから「編集 → 変形 → 水平方向に反転」をクリックします。
すると、左端の領域だけが横方向に反転した状態になりました。
次に、この反転させた領域を右端に移動させます。
レイヤーパネルで、元の風景写真と複製したレイヤーを選択した状態で、ツールバーから移動ツールを選択して、右端揃えをクリックします。
すると、以下のように複製したレイヤーを右端に移動することができました。
このままでは境目がはっきりと見えてしまっているので、マスクとブラシでぼかしていきます。
レイヤーパネルで複製したレイヤーを選択した状態で、下部にあるレイヤーマスクをクリックします。
複製したレイヤーにマスクがかかった状態になるので、このマスクを選択した状態でツールバーからブラシツールを選択し、描画色が黒になっていることを確認したうえで、境目をなぞってぼかしていきます。
以下のように境目をぼかすことができました。
ここまでできたら、元の風景写真と複製したレイヤーを選択した状態で右クリックして「レイヤーを結合」をクリックします。
すると、2つのレイヤーを1つにまとめることができました。
極座標を使って360度パノラマ写真風に加工する
ここから、極座標を使って画像を変形させることで、小さな惑星のような丸い形に加工していきます。
今回は内側の丸い部分を地面、外側に空が来るようにしたいため、風景写真を上下反転させます。
レイヤーパネルで風景写真を選択した状態で、メニューバーから「編集 → 変形 → 垂直方向に反転」をクリックします。
すると、以下のように風景写真を上下反転させることができました。
ここまでできたら、いよいよ丸い形に変形していきます。
上下反転した風景写真を選択した状態で、メニューバーから「フィルター → 変形 → 極座標」を選択します。
極座標パネルが表示されるので「直交座標を極座標に」をオンにした状態で「OK」ボタンをクリックします。
すると、惑星のような360度パノラマ写真風に加工することができました!
この状態だと少し物足りないので、今回は大きさ・角度、色味を変えたり、環境っぽいイラストや手のひらの写真を配置してみました。
こちらで完成です!
まとめ
今回は極座標を使って360度パノラマ写真風に加工する方法をご紹介しました。
風景写真を使ってインパクトのあるデザインを作りたいときは、ぜひ試してみてください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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