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はーちゃん

2025/06/02

【Photoshop】文字を立体的な円形に置く方法

投稿者: はーちゃん
カテゴリー: デザイン >Photoshop

新作のスイーツやコスメのポスターで、商品の周りを文字がぐるっと囲んでいるのを見たことはありませんか?
今回は、Photoshopを使用して文字を立体的な円形に置く方法をご紹介します。

画像から被写体を切り抜く

まずは加工したい写真を用意します。今回はパフェの写真にしました。

次に、写真から文字で囲みたい被写体を切り抜きます。
レイヤーパネルで写真を選択すると、コンテキストタスクバーが表示されるので、「被写体を選択」をクリックします。

コンテキストタスクバーが表示されない場合は、上部の「ウィンドウ → コンテキストタスクバー」で表示させることができます。

中央のパフェが選択された状態になるので、レイヤーパネル下部の「レイヤーマスク」を選択します。

すると、被写体だけが切り抜かれた状態になりました。
ここで作成したマスクは、このあと被写体の後ろの文字を加工する際に、使用します。

文字を立体的な円形になるように加工する

次に、表示したい文字を入力します。

被写体の前と後ろに文字を置きたいので、さきほど入力した文字レイヤーを選択した状態で、「Ctrl + J」で複製します。

複製したら、まずは被写体の前に置く文字を加工します。
どちらかの文字レイヤーを選択した状態で、「Ctrl + T」で自由変形モードを表示し、右側の「自由変形モードとワープモードの切替」をクリックしたあと、「ワープ:円柱」を選択します。

すると、文字が円柱に変形するので、真ん中の上の四角を上下にドラッグして、カーブ具合を調節します。

同じ手順で、被写体の後ろに置く文字を加工します。

もう一方の文字レイヤーに対しても、ワープモードから「ワープ:円柱」を選択します。
すると、下向きのカーブに変形するので、今度は被写体の後ろにあるように見せるため、真ん中の上の四角を上にドラッグして、カーブを調節します。

これで立体的な文字の輪が完成しました!

被写体の後ろに文字が来るようにする

このままだと、被写体の前に文字の輪があるように見えるので、マスクを使って被写体の周りを囲んでいるように加工していきます。

レイヤーパネルから、最初に作ったマスクを選択し、被写体の後ろに置きたい文字レイヤーの方へドラッグをします。

この時点では、被写体の中に文字が表示されるため、マスクを選択した状態で「Cntl + I」で選択範囲を反転させます。

すると、文字が被写体を囲むように表示させることができました!
また、文字がよく見えるように今回は白色に変更しました。

円形に変形後、文字の大きさや位置を変えたいとき

ここから、文字のサイズ感や位置を調整していきますが、注意点が2つあります。

1つ目は、前の文字と後ろの文字を同時に選択した状態で変形をします。
それぞれ、別々に修正してしまうと、位置関係などがズレて輪のように見えなくなってしまうことがあるので、修正したいときは以下のように、両方の文字レイヤーを選択した状態で行うようにしましょう!

2つ目は、後ろの文字レイヤーとマスクのクリップを外した状態で、文字の修正をします。
被写体で隠れている文字の部分がズレてしまうので、以下のようにクリップが外れていることを確認した上で、修正するようにしましょう!

今回は角度や後ろの文字の色なども調整して、より立体的に見えるようにしてみました!これで完成です!

まとめ

今回はPhotoshopを使用して文字を立体的な円形に置く方法をご紹介しました。
写真の被写体を目立たせたいときなどに、ぜひ試してみてください!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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