2025/11/25
【日本限定】iPhoneのサイドボタンでSiri以外も起動可能に?

iPhoneユーザーの皆さん、普段「サイドボタン(電源ボタン)」を長押しすることはありますか?今のiPhoneだと、長押しすると音声アシスタント「Siri」が起動しますよね。 「Hey Siri」と話しかけなくても手元で呼び出せるので、活用している方も多いと思います。
実は、この「サイドボタン長押しはSiriが起動」という機能が、日本限定で変更される予定です。
今回は新機能の内容と、その機能が実装されるようになった背景について解説します。
Siri以外の音声AIが設定可能になる
報道によると、AppleがiOSの開発者向け文書に新しい記述を追加したことがわかりました。その内容は「サイドボタンからSiri以外の音声会話アプリを起動できるようにする」というものです。
これまでサイドボタンの長押しアクションはSiri専用のものでしたが、今後はユーザーが好みのAI(音声ベース)を設定できるようになる可能性があります。
実はこれには条件があり、
- Apple Accountの国または地域が「日本」であること
- 物理的に「日本国内」にあるiPhoneであること
ということで、世界中でも日本だけの限定機能となる見込みで、かなり大きな変更と言えます。
なぜ「日本限定」なのか
なぜ今回Appleは永らくSiriの起動限定としていた機能を日本限定で解放したのか。
その背景には、2025年12月に日本で施行が予定されている「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」(通称:スマホ新法)があります。
これは、「OS作成会社が自社のサービスばかり有利にするのではなく、他の会社のアプリやストアも平等に使えるように」というルールです。
今回のサイドボタンの開放も、この法律に対応するための動きの一環とみられています。
ユーザーにとってのメリットは?
これによるユーザーのメリットとしては、アプリ側が対応すれば、「サイドボタン長押しで起動するAI」を自由に選べるようになります。
例えば、普段「ChatGPT」やGoogleの「Gemini」などを利用している場合、それらをサイドボタンに割り当てて、いつでもワンプッシュで会話を始められるようになります。
利用AIの選択肢が広がる嬉しいアップデートになりそうです。
まとめ
今回は、日本限定で実装予定のiPhoneの新機能についてご紹介しました。
まだ具体的なリリース日や対応アプリは明らかになっていませんが、12月のスマホ新法施行に合わせて、今後iPhoneの使い勝手が変わっていくのは間違いなさそうです。
今後のアップデート情報にも注目していきたいと思います。
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