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2019/12/12

更新もできる!Illustratorグラフ作成方法【基礎編】

投稿者: もの
カテゴリー: デザイン >WEBデザイン

企業サイトのIR情報ページなどで見かける棒グラフや折れ線グラフ、Illustratorを使って簡単キレイに作ることができます。今回は、Illustratorでグラフを作る方法をまとめてみました。

基礎編、応用編と分けたいと思います。今回は基礎編です。基本的なグラフの作り方と、色変えの方法(ちょっとコツあり)をご紹介します。

※例として作成しているグラフのデータは、適当なものです。

基礎編・基本的なグラフの作り方

棒グラフを作ってみる

まず、一番よく使いそうな棒グラフから作ってみましょう。グラフツールを使用するには、以下のアイコンをクリックします。

次に、キャンバス上の適当な箇所をクリックすると、グラフのサイズを聞かれます。実は、グラフは後からサイズを変更できないので、ここでサイズをしっかり決めましょう。
グラフを入れる予定のページの全体デザインをある程度作り終わってから、最後にグラフを作ると良いのかもしれません。

グラフのサイズを入力して「OK」をクリックすると、グラフの数値を入力するための表が出ます。ここに、数値を入れていきます。

項目と数値を入力します。一番左の列が、項目の列です。項目は入れなくてもグラフは作れます。
数値を入れ終わったら、右上のチェックマークをクリックするか、テンキー(キーボードの右端などにある、数字だけのキー)の「Enter」キーを押します。

そうすると、入力したデータを反映した棒グラフができました!グラフができたら、数値入力ウィンドウの右上の「×」を押して閉じます。

もし数値を間違ってしまったり追加や削除をする場合は、グラフ全体を選択している状態で、グラフの上で右クリックをします。出てきたメニューの中から「データ」をクリックします。
すると、先ほどの数値入力ウィンドウが出てくるので、ここで数値を修正し、また「チェックマーク」を押せば、修正が反映されます。

折れ線グラフを作ってみる

次は、折れ線グラフを作ってみましょう。まず、先ほどの要領で棒グラフを作ります。

「×」で数値ウィンドウを閉じ、グラフ全体が選択されている状態で、グラフの上で右クリックをします。
出てきたメニューの中から「設定」をクリックします。

「グラフ設定」のウィンドウが出たら、下の赤枠の、折れ線グラフっぽいアイコンをクリックし、「OK」をクリックします。

棒グラフが折れ線グラフに変わりました!この要領で、円グラフや横向き棒グラフに変更することもできるので、お好みのグラフをお楽しみください。

なお、棒グラフから変更するのもアリですが、最初から折れ線グラフに設定することもできます。グラフを作成する際に、棒グラフアイコンをクリックしましたが、これを長押ししてください。すると、グラフの形の選択肢が出てきます。

ここから作りたいグラフを選択すれば、後から変更の必要がありません。
どちらの方法でも良いかと思います。

基礎編・グラフに色をつける

基本的なグラフができましたか?これで情報としてはOKですが、デフォルトでは白黒なので、ちょっと寂しいですよね。そこで、グラフに色をつけていきましょう。

やり方は簡単です。色を変えたい棒グラフの「棒」を「ダイレクト選択ツール(ショートカット[A])」で選択すれば、普通のシェイプの色を変えるのと同じ手順で、色を編集できます。

…と言いたいところですが、もしかしたらその方法を使って色を変えているのに、反映されない…とお困りではないですか?

お使いのIllustratorの設定にもよるかもしれないのですが、デフォルトだとグラフの色設定が「グレースケール(モノクロ)」になっていることがあります。
そこで、この色設定を変える必要があります。

「カラー」というウィンドウが出ていない方は、画面上部のメニューから「ウィンドウ」→「カラー」を選択してウィンドウを出します。

そして、色を変えたい棒部分を選択します。ご覧ください…色の選択肢が黒~白しかありません。ここから設定を変えます。
「カラー」ウィンドウの右上にある「▼三」みたいなアイコンをクリックしてください。
すると、色設定の選択肢が出てくるので、Webなら「RGB」、印刷物なら「CMYK」を選択します。

色が何でも選べるようになりました!あとは、お好きな色をお選びください。

他の項目も同じ要領で色を変えてみました。このほうが見栄えもするし、分かりやすいですね。グラフの色だけでなく、文字の色やフォント、線の色などもすべて変えられますので、お好みのデザインにカスタマイズしてみてください。

色を変えたいパーツを複数選択する小ワザ

小ワザというほどのものではないのですが、ちょっと効率の良い方法をご紹介します。
例えば、棒グラフの棒部分をすべて同じ色にしたい場合。今回の例は3つなのでまだ良いのですが、項目がたくさんある場合は、1つ1つ色を変えていくのは時間がかかりますよね。そこで、一括で変更してしまいましょう。

色を変えたいもの、ここでは棒の1本をまず「ダイレクト選択ツール」で選択します。そうしたら、選択したパーツの上で「Alt」キーを押しながらもう一度選択(クリック)してください。

すべての棒が選択されましたか?これで、棒を一括で色変更できます。もちろん、文字や線も同様に、文字全部、線全部、という感じで一括選択することができます。

この機能、「Alt」キーを押しながら選択、はグラフに限ったものではありません。これをすると、同じグループに入っているすべての要素を同時に選択できるのです。「Alt」+クリックを繰り返すほど、小グループ→大グループの順に選択範囲が広がります。つまり、グラフで言うと、棒がすべて選択された状態からさらに「Alt」+クリックすると、グラフ全体が選択されることになります。
「Shift」キーを押しながら選択していくという方法もありますが、グラフで言うと棒などの大きいパーツはそれでもいいのですが、線だと複数選択するのも手間だし、多かったり細かかったりすると拾いきれないこともあります。そういうときは「Alt」+クリックのほうが断然、ラクです。
これはIllustratorで作業するときにとても便利なので、覚えておいて損はないです。

応用編に続く…

基本的なグラフの作り方は、以上です。
最近では、javascriptでもグラフが作れるようになったので、そのほうが更新性が良いということで利用している方も多いと思いますが、Illustratorのグラフも後から数値を更新できるし、何よりデザインの自由が利くので、まだまだ使えるかなと思います。

次回はこれの応用編として、複合グラフだったり、デザインで使えそうなグラフの作り方を簡単にご紹介したいと思います。興味のある方はお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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