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くりりん

2025/07/04

インプットの時短に!無料で使えるGoogle NotebookLMとは?

投稿者: くりりん
カテゴリー: トレンド >サービス紹介

日々の学習や情報をインプットするためにたくさんの資料を目で追ったり、自分なりにメモをしてまとめていると時間も掛かるし中々頭に入ってこない…といった経験はありませんか?
昨今、AIツールやサービスが出てきている中で、インプットの効率化ができるAIリサーチアシスタント「NotebookLM」についてご紹介します。

NotebookLMとは?

NotebookLMはお手持ちの資料(ドキュメント、PDF、テキストファイル、WebサイトのURLなど)の内容を元に、情報整理、要約、質疑応答、アイデア出しなどをサポートしてくれます。
「ソース(資料)」としてアップロードされた資料を活用することに特化しているので、他のAIツールとは異なり「信頼性」と「安心感」という大きなメリットがあります。

「信頼性」:NotebookLM が生成する回答には、必ず根拠となった資料の該当箇所が引用として表示されます。これにより、情報の出所が明確となり、簡単にファクトチェックを行えるため、安心して活用いただけます。

「安心感」:NotebookLM にアップロードされた個人データは、トレーニングに一切使用されません。 そのため、情報漏洩の心配をせずに、お手元の情報資産を安心してNotebookLM で活用いただけます。 (ただし、企業や組織で利用する場合は、NotebookLM の利用が企業や組織のポリシーに適合しているか、ご確認ください。)
引用元:「Gemini (ジェミニ)」の公式アカウントnote

また、無料版・有料版で使用できる上限は以下になります。

NotebookLMの主な制限

  • ノートブック数:最大100個
  • ソース数(1ノートブックあたり):最大50個
  • 1ソースあたりのテキスト量:最大50万語
  • ファイルサイズ:1ファイルあたり最大200MB
  • チャットクエリ回数(1日あたり):最大50回
  • 音声生成回数(1日あたり):最大3回

NotebookLM Plus(有料版)の制限

  • ノートブック数: 最大500個
  • ソース数(1ノートブックあたり): 最大300個
  • チャットクエリ回数(1日あたり): 最大500回
  • 音声生成回数(1日あたり): 最大20回

NotebookLMの使用方法について

ステップ1

まずは、NotebookLMを使用するためにGoogleアカウントでログインをします。

ステップ2

【新規作成】ボタンをクリックし、ノートブックを作成します。ソースを追加の画面が出てくるので、資料(ソース)をアップロードしましょう。

ステップ3

資料のアップロードが完了したら、画面下部のチャット欄に、資料について知りたいことを質問してみましょう。
例)「この資料を要約してください」

自分が知りたいことを質問として投げかけるのも勿論良いですし、チャット入力欄の箇所にサジェストとして質問事項が出ているのでここから選んでいくのも非常に便利です!

ステップ4

質問に対する回答に表示される数字をクリックすると、左側のソース欄に根拠となった資料の内容を確認することができます。これにより、メリットであげていた「信頼性」を担保しています。

回答を保存したいときは、「メモに保存」をクリックすると、メモ欄に回答が保存ができます。

基本的な操作は以上です!
続いて、知っておくとさらに効率化につながる機能を紹介します。

Web検索提案機能

追加した資料(ソース)の情報だけでは足りないという時に、新たなソースをノートブックに追加することができます。

PDFやURLを追加したり、「検索」をクリックするとソースを探すという画面が出てくるので、文章やキーワードを情報を入れて提案される情報からさらにソースを増やしていきましょう。

音声概要機能

NotebookLM の音声概要機能を使うと、アップロードした資料の要約などを音声で聞くことができます。

これはGeminiが資料の内容をもとに、2人のAIホストが対話するラジオのような形式で、議論を生成する仕組みになっています。
議事録やインタビューの記録といった長い文書でも、対話形式で要点をまとめてくれます。移動中や他の作業をしながら「ながら聴き」することで、内容把握をするのに時短になりますね。
膨大な資料を目で追うのは時間が掛かるし見落としてしまうと思いますが、まずは概要をしっかり掴みたい!という場面でぜひ試してみてください。
また実際に音声を生成してみましたが、対話も違和感がなく精度の高さに驚くと思います。

まとめ

NotebookLMを使うことで、情報整理を簡単にそして効率的になる機能紹介をしました。実際に触ってみてもらうことでより実感ができるツールだと思います。また、資料から引用して情報を整理してくれるため、納得感を持って活用できるのも特長です。
たくさんの資料を効率的に得たいという方は、試してみてはいかがでしょうか!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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