2025/07/09
【Photoshop】オブジェクトから飛び出す画像の作り方
スマホやゲーム機などの広告、美術館の企画展のポスターなどで、人や物が飛び出ているような面白いデザインを見たことはありませんか?
今回はPhotoshopを使って、オブジェクトから飛び出すような画像の作り方をご紹介します。
画像を用意する
まずは、画面となる写真を用意します。
次に、飛び出させたい画像を用意します。
今回は、ペンギンが泳いでいる写真にしました。
ペンギンの写真は、画面から飛び出ている部分と画面に映っている部分の2つを作成する必要があるので、「Ctrl + J」で複製しておきます。
これで必要な画像が揃いました。
最初に飛び出ている部分の作成に入るので、複製したペンギンの写真の1つは非表示にします。
被写体を切り抜いて、飛び出す部分を作る
ここから、ペンギンの写真を切り抜いて、画面から飛び出ている部分を作ります。
レイヤーパネルで写真を選択すると、コンテキストタスクバーが表示されるので、「被写体を選択」をクリックします。
コンテキストタスクバーが表示されない場合は、上部の「ウィンドウ → コンテキストタスクバー」で表示することができます。
ペンギンだけが選択された状態になるので、写真レイヤーが選択された状態のまま、レイヤーパネル下部の「レイヤーマスク」をクリックします。
すると、被写体だけが切り抜かれた状態になりました!
こちらは、後ほどブラシを使って調整するので、一旦非表示にします。
マスクを使って、画面に写っている部分を作る
ここから、スマホの画面の形に切り抜いたマスクをかけて、画面に映っている部分を作ります。
まずは、レイヤーパネルでスマホの写真を選んだ状態で、「自動選択ツール」に切り替え、スマホの画面部分をクリックします。
すると、スマホの画面部分が選択されるのですが、よく見ると画面の白い部分だけが選択範囲になっており、電波や充電のマークが残ったままになっています。
そのため、「クイック選択ツール」を使って画面全体が選択範囲になるように調整していきます。
「クイック選択ツール」に切り替えたら、「選択範囲に追加」に設定されていることを確認した上で、残っている部分をクリックしていきます。
スマホ画面全体が選択範囲になりました。
画面部分がまるっと選択されたら、最初に非表示にしたペンギンの写真のレイヤーを表示・選択した状態で、レイヤーパネル下部の「レイヤーマスク」を選択します。
すると、スマホの画面の形に切り抜くことが出来ました!
ブラシを使って調整する
ここで、さきほど非表示にした飛び出す部分のレイヤーも表示します。
すると、画面からはみ出しすぎてしまっている部分があるので、ブラシを使って消していきます。
レイヤーパネルから、飛び出すペンギンのレイヤーにかかっているマスク部分を選択します。
「ブラシツール」に切り替え、描画色を「黒」にした状態で画面からはみ出したくない部分をドラッグで塗っていきます。
すると、塗った部分が非表示になり、画面から飛び出すような画像を作ることができました!
まとめ
今回はPhotoshopを使用してオブジェクトから飛び出すような画像の作り方をご紹介しました。
スポーツ選手や自動車など躍動感のある写真を使うときに効果的なので、ぜひ試してみてください!
コーディング業務のご依頼、ご相談の詳細についてはこちらから
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければシェアしていただければ幸いです。
前の記事へ |
WEB業界ならqam!qam(カム)はWEB業界で働く人や興味がある人に役立つ情報サイトです。
マーケティングやデザイン、マークアップ(コーディング)、プログラム、トレンドなどの情報をqamライター陣が執筆。噛めば噛むほど(読めば読むほど)制作・開発や運営・運用、業界知識やノウハウを学ぶことができます。