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くりりん

2025/06/18

【Illustrator】エンベロープ機能でロゴやタイトルに動きのあるデザインをプラス!

投稿者: くりりん
カテゴリー: デザイン >デザイン参考

最近よく見る動きのあるロゴデザインやタイトルデザインの制作方法をIllustratorのエンベロープ機能を使って解説します!
パスツールを使って制作することもできますが、エンベロープ機能を使えばあっという間に作ることができるのでとっても効率的です。

エンベロープ機能の種類

エンベロープ機能は【ワープ】【メッシュ】【最前面のオブジェクト】という3種類の変形方法があります。

それぞれの使用方法について説明をしていきます。

エンベロープ機能【ワープ】

まず変形したいオブジェクトを選択し、上部メニューの[オブジェクト]→[エンベロープ]→[ワープで作成]を選択します。
※ショートカットキーはWindowsは「Alt+Shift+Ctrl+W」、Macは「option+shift+command+W」

エンベロープ機能の【ワープ】の中には色々なスタイルがあります。この中でもよく見かけるものたちで作ってみました。

カーブの角度などはスライダーを動かして好みの位置を見つけてみてください!
プレビューにチェックを入れておけばリアルタイムで変化を確認することができます。

エンベロープ機能【メッシュ】

メッシュ機能はオブジェクト上にメッシュ状のパスを生成し自由に変形することができるという機能になります。
オブジェクトを歪ませたり伸ばしたり色々と試してみてください!

ワープ機能と同様の手順で、上部メニューの[オブジェクト]→[エンベロープ]→[メッシュで作成]を選択します。
[エンベロープメッシュの設定]が開くので任意の値を指定してください。(デフォルトは行数4:列数4になっています)
行・列数が多くなるほど、メッシュポイントが増え細かく編集することができます。

ダイレクト選択ツールを使って、メッシュ状のパスを変形させて好きな形にしてみることで文字に変化がつきます!

エンベロープ機能【最前面のオブジェクト】

最前面のオブジェクトは、文字をオブジェクトの形に合わせて変形してくれるという機能になります。
個性のあるおしゃれなロゴを作るときに便利です!

まず、好きな形のオブジェクトと文字レイヤーを用意します。

この時、オブジェクトのレイヤーは文字レイヤーよりも上にある順番じゃないと形がうまく収まらなくなるので注意してください!

ハートのオブジェクトと文字レイヤーを選択した状態で、上部メニューの[オブジェクト]>[エンベロープ]>[最前面のオブジェクトで作成」をクリックします。
すると、自動的にオブジェクトに合わせて文字レイヤーが変形されます!
ポイントとして、文字がオブジェクト内に入ってくるので、オブジェクトは複雑すぎずサイズの大きいものを用意するとキレイに収まります。

まとめ

解説した通り順番にクリックをしていくだけで、文字デザインの幅が広がるので覚えておいて損はない機能ばかりですね。
ぜひ目的に合わせて、取り入れてみてはいかがでしょうか!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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