2026/06/08
良いディスカッションって?ディスカッションの”イロハ”を学ぶ!
目次
良いディスカッションって?
近年、社会の中で重要視されている「ディスカッション」というものがあります。
そもそも「ディスカッション」とはなにか?というところですが、
これは、複数人でテーマについて話し合いの中で、アイデア創出や合意形成、課題解決を行う議論のことを指します。
そういったディスカッションを制するためにはどうすればよいでしょうか?

ディスカッションの種類
ディスカッションを制するには、まずディスカッションを理解するところから始めたほうがよいです。
例えばディスカッションの種類。ディスカッションの種類は主に2つに分けられます。
- グループディスカッション
複数人がグループとなって議題について話し合い、時間制限内に結論を出すというものです。
こちらは、合意形成や結論を出すことが目的です。
参加者自身が主体的に考え、アクションを起こす必要があるときに最適です。
(例)企業の採用選考 - パネルディスカッション
議題について、異なる意見を持つ複数の専門家が聴衆の前で話し合い、意見を交わすものです。
こちらは、聴衆がディスカッションを通し、議題について深い理解や新しい気付きを得るのが目的です。
聴衆に対して、効率的に質の高い情報や多角的な視点を提供したいときに最適です。
(例)新商品の発表・PRイベント
考えを共有し、皆の意見をまとめて一つの結論を出す場合には「グループディスカッション」、
大勢に特定の議題について意見を共有し、深い共感を与えたい場合には「パネルディスカッション」と、
時と場合によって使い分けることが重要です。
ディスカッション、ディベート、ブレインストーミングの違い
ディスカッションと似たような言葉は多数存在します。
しかし、実は似た内容であっても、中身はちょっと違います。
こちらではその特徴について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
ディスカッション
少し前にも触れましたが、ディスカッションは、合意形成や意思決定を目的とするものです。
議論の結果を踏まえ、結論を導くときに使うとディスカッションの本領が発揮されるでしょう。
ディベート
論理と証拠に基づき、第三者を説得することを目的としています。
ディスカッションは、総意である意見を結論として出すために使用するのに対し、ディベートは論点や相違点を洗い出すために使用します。
考え方的には探究的なものといえますね。
ブレインストーミング
ブレストは、アイデアを多く出し、斬新な発想を生み出すことを目的としています。
ディスカッションとの違いは、意見の質よりも量を求めるところであり、発想の幅を重視する点が違います。
なぜディスカッションをするのか
そもそも、なぜディスカッションをするのかというところですが、
ディスカッションは、結論を出したいときに行うと、大きなメリットが発生するからです。
そのメリットを3つに分けて紹介します。
1.問題の発見と解決ができる
ディスカッションを行うと、確定事項と、未確定事項の発見ができます。
未確定要素を早期に発見することは、問題化するのを未然に防ぎ、企画を円滑に進める上で重要です。
また、発見した問題に対し、いつまでに解決させるか?誰が担当するか?どのように対応すればよいか?などの解決までのプロセスをたてることができます。
ディスカッションを通し、問題の発見と解決ができるのは、企画をするうえで大きなメリットといえるでしょう。
2.チーム同士の相互理解
ディスカッションでは、テーマについて話し合うために、事前に調査した情報を共有します。
これにより、自分の中で不足していた情報を補ったり、全体の流れを把握することができます。
情報共有による相互理解は、テーマの理解を深めるだけでなく、チームの結束力を高めるためにも必須です。
3.新たなアイデアの創出につながる
先ほど記載したものと似ていますが、情報を共有することにより、
新しい情報が頭に入り、新たなアイデアの創出につながります。
凝り固まっていた考えをほぐすという点において、ディスカッションはとても有効であるといえます。
ディスカッションの進め方
そんなディスカッションをスムーズに進めるためにはどうすればよいでしょうか?
基本的な手順を紹介します。
1.テーマを決める
なにについて話すか?からまずは始まります。
アウトラインをはっきりさせるために、
- 時間配分はどうするか
- 何を目指して議論するのか
以上の2つもテーマとともに決めておきます。
そうすれば、ディスカッションは計画的に進んでいきます。
2.参加者の役割を決める
次は、参加者の役割を決めましょう。
役割を決めることにより、自分のやらなければならないことが明確化され、
行動に移しやすくなり、全体でまとまって動くことができます。

人によって得手不得手がありますので、適材適所な役割を考え、その役割に徹することが大切です。
3.アイデアを出し合う
テーマと役割が決まったら、いよいよアイデアを出し合い、意見を交換し合います。
ここで注意するのが、反対意見を述べるときに「批判」にならないように気を付けるということです。『その意見は間違っていると思う。』だけで終わらせず、なぜ間違っていると思うのか、自分はどう考えているかなどを述べ、意見にすることによりトラブルは避けることができるでしょう。
また、議論が白熱してきた際には、タイムキーパーが残り時間を伝えるなどして、必要以上に時間がすぎないようにするのがおすすめです。
4.結論を出す
最後に意見をまとめ、結論を出します。
書記が残したメモをもとに、それぞれの意見の共通点や相違点を見つけ、合意形成を図ります。
意見がまとまらないときには、ファシリテーターが積極的に動き、
最初に決めておいた「何を目指して議論するのか」を思い出し、着地点を確認してまとめていきましょう。
より有意義なディスカッションにするためには
以上の内容から、基本的な流れは把握できたと思います。
ここからさらに、より良いディスカッションにするためには何を意識すべきか紹介していきます。
- 発言しやすい雰囲気づくり
相手の話をよく聞き、相槌を打ったりうなずいたりして、リアクションをする。
批判をせず冷静に反対意見を述べる。
発言数が少ない参加者がいた場合、「私は○○だと思いますが、どう思いますか?」といった質問を投げ、発言を促す。
こういった雰囲気づくりの努力は、効率よくディスカッションを進めるために非常に大切になってきます。 - 発言量に注意する
発言がなければ議論は進みませんが、発言しすぎても周りの意見を確認することができなくなります。周りの発言量を把握する視野の広さと、反対意見をもらっても萎縮しない気持ちを持つと、より質の良い議論にすることができます。 - クラッシャー行為をしない、させない
クラッシャー行為とは、議論において、自己顕示欲や的外れな意見で議論の進行を止める行為のことを指します。
まず、自分自身がこのような行為をしないように心がけましょう。
しかし、自分がせずとも参加者の誰かがクラッシャー行為を行う可能性があります。
そういった場合には、参加者に一人一人順番に回答するようにしたり、
今話すべきことを改めて提示するなどして、落ち着いて対処しましょう。 - 目的を明確化、再確認
最初のディスカッションのアウトラインを決める段階で、目的ははっきりとさせておくことが重要です。
そうすることで、ディスカッション中にもし論点がずれてきても、目的を再確認することにより、修正ができます。
ディスカッションを制すには「傾聴」が大切
ディスカッションには「傾聴」が一番大切といえます。
相手を尊重し、身振り手振りを使い、コミュニケーションをとることにより、
より有意義で、気持ちの良いディスカッションができるでしょう。
今後、ディスカッションをする場面があったら、ぜひこの話を思い出してください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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