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もの

2024/02/08

Illustratorの生成AI機能を使ってみました!

投稿者: もの
カテゴリー: デザイン >イラスト

昨年、Illustratorに「生成AI」という機能が追加されたのをご存知でしょうか?
AIを利用してベクターイラストを自動的に生成してくれる機能です。

前から気になってはいたのですが、使い勝手や仕上がりのクオリティなどがどんな感じなのか、今回使ってみました!

「生成AI」機能の使い方

使い方は簡単です。
Illustratorを開いたら、上部のメニューから「ウィンドウ>プロパティ」をクリックします。

そうすると、生成AIの設定ウィンドウが開きます。これで準備完了です。

では、実際にイラストを作ってみましょう。今回は「赤い花を持った手」のイラストを作ってみます。

「生成するベクターの説明を入力」というエリアに「赤い花を持った手」と入れてみます。入れられたら、右下の「生成(Beta)」をクリックします。
生成には少し時間がかかりますので、気長に待ちましょう。

できました!自動で作られたものにしては、そう悪くはないのではないでしょうか。
イラストを選択した状態で「バリエーション」の中のサムネイルを選択すると他のイラストに切り替わるので、お好みのものを選んでみましょう。

イラストごとにグループ化された状態で出力してくれるのも嬉しい機能です。

作り込みを変えてみる

作り直しになってしまいますが、出力するイラストの作り込み具合を調整することもできます。

「生成(Beta)」ボタンの左にある「歯車アイコン」をクリックします。

「ディテール」と出てくるので、数値を調整します。数値が少ないほど簡略化され、多いほど詳細なイラストになるようです。
数値を決めたら、再度「生成」ボタンをクリックします。(上手くいかないときは入力したテキストを再度クリックしてからボタンを押してみてください。)

それぞれ作ってみました。

確かに、1→3→5、と進むにつれて複雑化していますね。個人的には「1」が一番使いやすそうだと思いました。

さらにバージョンを変えてみる

今、「プロパティ」ウィンドウの「種類」というところが「被写体」になっています。ここを変えてみます。

「シーン」「アイコン」はこれまでのやり方で問題ありませんが、「パターン」の場合は事前にパターン(柄)を入れたい図形や画像を用意し、それを選択した状態で作りましょう。

できました!「シーン」は「イラストのある光景」という形で出力され、一枚絵のようになります。「アイコン」は「被写体」よりも簡略化されますね。「パターン」はなんだかちょっとオシャレな柄ができました(「手」を入れたせいで不気味な感じになりましたが…)。

いろいろ作ってみました。

作ってみた感想

使い勝手

思ったよりも難しくなかったです。
他にも、色を変えるなどの機能があるようなので、まだまだ遊んでみようと思いました。

クオリティ

そのままWebサイトなどに使うにはまだ不安かな…という感じです。特に、人間(成人)が厳しいのかなというのと、全体的に外国っぽい雰囲気があるので、使えるシーンが限られそうですね。
今のところ「パターン」が一番使いやすそうです。

ただ「AI」なので、だんだん学習していってクオリティも上がっていくのかもしれません。今後に期待ですね。

著作権について

Illustratorによって生成されたAIイラストについては、商用利用OKとのことです。
Adobeサイトへ

昨今、クリエイターの皆さんの作品を勝手にAIに学ばせてAI作品を生成するということが問題になっていますが、Adobeの機能については、AI利用への承諾を得たデータを利用し、Adobe独自の方法で作られているため、著作権についてはクリアしているとのことでした。

ただし中国では使えないそうなので、中国語サイトを制作する場合は使わないように気をつけましょう。

法的にはOKだけど…

今回ご紹介した機能で作成したイラストを使っても法的には問題ないということでしたが、ちょっとした装飾やアイコン等ならともかく、例えば「メインビジュアルのキャラクターに使う」など、AIイラストがメインになる作品を作るとなると、倫理的に悩ましいところがあります。

ここは人それぞれの価値観があるとは思いますが、せっかくの新機能なので一度試してみるのは良いと思いますし、AIイラストをそのまま使わず手動で調整+アレンジしたり、生成イラストを参考にして手書きで作ったりすれば、自分の作品にもできそうです。ぜひ有効活用してみてくださいね!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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