2014/08/11
シニア層のインターネット事情
今回は、シニア層と呼ばれる年配の方の
インターネット事情についてお話いたします。
インターネットの世界は、シニア層の方は
積極的に使っていないという印象を持っている方は多いのではないでしょうか。
しかしそれは、仕方がないことなんです。
なぜなら、多くの人が利用しているYahoo!Japanがリリースされたのは、
1996年ですから、まだ18年しか経っておらず、現在65歳の人の場合、
47歳の時にYahoo!Japanは生まれています。
そう考えると、現在の年配の方が仕事でインターネットを利用するケースは少なく、
定年後にインターネットを使い続けることは稀なことでしょう。
しかし、以下の統計をご覧ください。
これは、総務省が2014年6月27日に発表した「通信利用動向調査」からの
抜粋データです。
これは、平成21年末から平成25年末までの各年齢層別のインターネット普及率を表したグラフです。
出典:総務省通信利用動向調査
13歳から49歳までは、平成21年から大きな伸びは見られませんが、
60歳以上になるとおおむね上昇傾向が見られます。
もともと伸び代が大きい年代ではあるのですが、
若年層に迫る勢いで利用率が伸びています。
仮にこのままの勢いが続けば、「インターネットは若者のツール」という言葉は、
きっと過去のものになるでしょう。
そのような現在と将来を考えると、シニア層も意識したWEBサイト設計は、
無視できない考え方になってきます。
- 文字サイズの可変機能の実装
- 年配の方でも読みやすい大きな文字サイズ
- 大きくて分かりやすい導線設計
上記はほんの一例ですが、このような心遣いが、今後はますます重要になってくると思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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