2015/12/09
狙ったディレクトリだけを解析!Googleアナリティクスのフィルタ機能を活用しよう(2)
前回に引き続き、Googleアナリティクスの便利なフィルタ機能をご紹介。今回は、同じドメインでサイトが複数存在する場合や、特定のディレクトリだけの解析データを抽出するフィルタの設定方法です。
例えばこんなときに
アイ・セプトの採用サイトは、http://www.i-cept.jpの/recruit/というサブディレクトリ内に構成されています。コーポレートサイトと採用サイトではターゲットとなるユーザーが異なるので、より効果的な施策を打つためにはそれぞれの詳細な解析データが必要です。そんなとき、このフィルタ機能が活躍します。
設定方法
まずはフィルタを設定するための新しいビューを作成します。「アナリティクス設定」内の「ビュー」タブから「新しいビューを作成」をクリック。お好きなビュー名(後から変更可能)とタイムゾーンを入力し「ビューを作成」で完了です。
↑採用サイト用のビューが作成されました。
それではいよいよフィルタの設定です。「ビュー」タブから先ほど作ったビューを選択し「フィルタ」をクリック。左上の「フィルタを追加」ボタンを押すと、設定画面が表示されます。「フィルタ名」を入力し(抽出するディレクトリ名が分かりやすいと思います)「フィルタの種類」を左から「右のみを含む」→「サブディレクトリへのトラフィック」→「前方が一致」と設定。「サブディレクトリ」に計測したいディレクトリ名を入力すると、そのディレクトリ内のページだけが計測され、それ以外のページへのアクセスは対象外となります。
↑これでOK。
以上で設定は完了です。計測結果が表れるまで少し時間がかかるので、正しくデータが取れているかどうかの確認は忘れずに。また、フィルタの設定は失敗するとまったくデータが取れなくなってしまう恐れがあるため、必ずビューをコピーしてから行ってください。
一見面倒ですが、やってみると案外簡単なフィルタ機能。非常に便利なので、ぜひ使ってみてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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